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助産学専攻科の「県大へ行こう~授業公開週間~」で、授業を公開しました。
8月1日(金曜日)1~3限目の「助産診断?技術学Ⅱ」には
高校生1名、大学生3名が参加してくださいました。
この授業のねらいは、助産師として自身と妊産婦の身を守るための
防災の知識を理解し、災害時の助産師の役割?支援のあり方を学ぶことです。
授業のあった2日前には、ロシアのカムチャツカ半島で大きい地震があり、
日本列島各地も津波警報があり、改めて防災について考えるタイミングにもなりました。
平時の災害時の備えから、発災時の初期対応、対策?支援活動の講義を行ってから、
避難所での分娩介助の演習を行いました。
自分たちの平時の備えを確認しあいました。
自宅の学生、一人暮らしの学生、それぞれに、
備えができている人、備えがまだできていない人に気づけました。
備えができている人の備えを参考にしながら、いつ災害が起こってもいいような準備をしておきたいです。
今年度は、一人暮らしのお部屋にある防災グッズ一式を持ってきてくれた学生もいました。
演習の最後には、産婦役?助産師役?家族役になってみての気づき、
学びをディスカッションして、グループごとに発表をしました。
参加した高校生?大学生にも、グループでの役割を決めて入ってもらいました。
午後の授業では、病院内での発災時(地震が起こった時)の
初期対応、対策?支援活動についても学びました。
災害は、いつ起こるか分かりません。
今かもしれないし、明日かもしれない、10年後かもしれませんが、
備えをしておくことができるように、
まずは自分の身を守ることから始めていきましょう。